昭和伊南総合病院リハビリテーションセンター(以下本センター)は、平成25年4月1日にオープンしました。
本センターは、全国一長寿を誇る長野県において地域住民の皆様のくらしがさらに充実されていくように以下を目指します。
私たちリハビリテーションチーム員一同は、地域住民の皆様の「安心・安全の笑顔」を目指して力をあわせていきます。
回復期リハビリ病棟とは、病気や怪我で自身の能力が低下した患者様が身体の回復を目指していく病棟です。 発症されて最初に入院された病院(急性期病院・病棟)で治療等を受け、症状が安定された患者様に対して、発症により低下した機能の回復を目指して治療や訓練を行います。主に、脳血管障害、脊髄損傷、大腿骨頚部骨折、下肢・骨盤の骨折、外科手術等での安静状態により生じた廃用症候群、またはこれらの疾患に準ずる症状の患者様を対象としております。急性期医療終了後2ヶ月以内に入院してください。
地域リハビリとは、 障害を持つ人々や高齢者およびその家族が、住み慣れた所でそこに住む人々と共に、一生安全に生き生きとした生活が送れるよう、医療や保険・福祉および生活にかかわるあらゆる人々や機関・組織がリハビリテーションの立場から協力し合って行う活動のすべてを指します。
高次脳機能障害とは、医療技術の発展により、交通事故や転落による脳外傷や脳卒中の救命率が向上しました。その一方で、脳の損傷による後遺症に悩まれている人が増えています。「高次脳機能障害」とは、脳の損傷によって、注意力や記憶力、感情のコントロールなどの能力に問題が生じ、そのために日常生活や社会生活が困難になる障害のことを指します。
組織の破損(骨折・ヘルニアなど)が起こると、体は「警告」として痛みを感じます。しかし、組織の破損が回復して3カ月以上痛みが引かない・・・このような痛みを慢性疼痛と言います。
心的要因・環境要因が痛みを増幅、慢性化させることがあります。