
5階東病棟は、主に脳神経外科・一般内科・慢性期の整形外科等の患者様を受け入れている病棟です。病床数は、治療が落ち着き自宅退院や施設入所準備中の患者様を受け入れる亜急性期病床を含め50床です。患者様の約6割は脳神経外科の患者様です。内科や整形外科の患者様も御高齢の方がほとんどです。そのため当病棟の患者様の多くは機能回復・機能維持のためにリハビリテーションが必要となります。
毎週木曜日は医師・看護師・理学療法士・作業療法士・言語療法士・ソーシャルワーカーが当病棟に集まり、患者様ひとりひとりの機能回復の状況と今後の方針について話し合いをしています。また、様々な状況で退院が困難な場合などは、ケアマネージャーを交えたケースカンファレンスを実施し、患者様ご家族が安心して退院できるように地域との連携を図っています。
当病棟では係り活動として、毎月1回「あそビリテーション」を実施しています。これは患者様のリハビリテーションとレクリエーションを兼ねたもので、ゲームをしたり歌を歌ったりし30分程度を6階講堂で過ごします。看護師は歩ける患者様は勿論、車椅子やベッドの患者様もお連れしています。患者様の笑顔を見ることができるような楽しい企画や季節を感じていただける企画に係りは工夫を凝らしています。
麻痺等の機能障害を有する患者様が多いので、患者様ご家族が安全に安心して過ごしていただけるような病棟を目指し、スタッフ一同、明るく元気に取り組んでいます。
