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職場紹介


 透析患者は年々増加しています
 透析導入の原疾患は1998年から糖尿病性腎症が第一位となり、高齢者に多い腎硬化症も少しずつ増加しています。透析患者数は年々増加し、現在でも3〜5%の患者数増加が続いています。上伊那管内には約350人の透析を受けられている方がいます。
 増加する透析患者さまのために、私ども透析センターは次のような透析をめざします。

 1 ゆとりのある透析をめざします
 保存療法の甲斐なく、透析を導入された患者様は、週3回の透析に生涯通い続けることになり、透析に通うことは、その人の暮らしの中に占める割合が多くなります。
 当センターは、できるだけ快適な環境を提供するため暖かく、開放的で病院らしくない雰囲気の建物を建設し、幅の広い多機能なベッドやベッド備え付けのテレビ、ゆったりとした待合スペース、プライバシーの保持や車椅子などからの乗り降りのしやすさ、感染予防の観点からベッド間隔は1m20cmを確保しました。また、透析開始時刻指定制にしていますので時間にゆとりを持って透析を行うことができます。

 2 高純度な透析液を維持します
 透析装置は南信一のトータルクリーン化システムを導入しました。清浄な透析液で透析することにより、透析患者特有の合併症予防や症状の改善に効果があるといわれています。そこで、何重ものフィルターを使用し、自動で透析液を溶解作成する装置と、その透析液を装置まで継ぎ手のない特殊な配管を設置し、高純度な透析液を供給し、透析液の淀みのないループ配管を採用してあります。定期的に測定する透析液の清浄化の指標となるエンドトキシンは感度以下の値を保っています。

 3 さまざまな専門スタッフで援助します
 当院の各科の専門医師、薬剤師、栄養士、理学療法士、ケースワーカーなどは、今後の透析治療と合併症の予防、食事療法、リハビリテーション、社会資源の有効な活用に幅広く専門的なケアが提供できます。

 和顔愛語の精神で患者さまに接します
 笑顔ひとつ、やさしい言葉ひとつ、まごころひとつ。どんな小さなことでも丁寧に、当たり前なことでも真剣に取り組みます。



 健診センターでは、日帰りドック、1泊ドック、脳ドック、生活習慣病予防健診、企業健診、特定健診とそれぞれの保険や生活スタイルにあわせた健診メニューを取り揃えております。腹囲が大きく、血圧が高い、血糖が高い、中性脂肪が高いなど、生活習慣病の危険因子を2つ以上持っている状態をメタボリック症候群といいます。メタボリック症候群は男女とも40歳を境に増加しています。40歳から74歳でみると男性は2人に1人、女性は5人に1人がその予備群というデータもあります。
糖尿病、高血圧、脂質異常症などの「生活習慣病」の有病者や予備群を減らすために、またがんなどの病気の早期発見や治療のために定期的な健診を受けることは自分の身体のメンテナンスでもあります。身体の状態を正しく知り、病気のより早い発見と生活の見直しの機会としていただきたいと思っています。
検診を受けることで、胃がんや乳がんの発見率は高くなっています。
「自分は大丈夫」って思っていませんか?
肥満は万病のもととなります。増加する糖尿病としのびよる高血圧症。コレステロールの増加による、脳梗塞や心筋梗塞。放置すると命にも関わる怖い痛風。
あなたの身体は大丈夫ですか?ドックなんか受けたら異常ばっかりで怖くて受けられない・・・!そんなことをおっしゃっている方。自分のために、家族のため、職場の仲間のため、健康であることを確認していただくためにも人間ドックをお受けください。
健診センタースタッフは、保健師3名、助産師2名、看護師2名です。保健師2名は人間ドック健診情報管理指導士の資格を有し、看護師1名は人間ドック健診食生活改善指導士の資格を有しています。助産師1名、看護師1名は人間ドック健診情報管理指導士の研修を受けて、健診後にその方の生活に合わせた保健指導や特定保健指導を行っています。 また、健診センタースタッフは、地域の集団ピロリ菌検査などにも出張し地域の保健活動に協力しています。



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