内視鏡検査とは先端に高性能のCCDカメラを搭載した電子スコープを使って、消化管や気管支などの管腔を人間の目で観察する検査法です。当センターでは上部消化管(食道、胃、十二指腸)、下部消化管(直腸、S状・下行・横行・上行結腸、盲腸)を対象として、熟練した医師が注意深く粘膜の状態や潰瘍、ポリープなどを見ていき、必要によっては組織の一部を採取し、病理学的診断を行います。治療面では、出血のひどい潰瘍に対して内視鏡的止血術を行ったり、ポリープに対して内視鏡的粘膜切除術(EMR)を行っています。
当センターでは、下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)のみ「当日予約なしで受診が可能」です。
ご希望の方は、朝食を摂らずに10時までに来院してください。
軽い眠り薬(プロポフォール)を使用した検査後、車を運転して安全に帰宅できます。
上部消化器官内視鏡検査(胃カメラ)の「当日予約なし受付」は行っておりません。
また、通常の上下部内視鏡検査の生検や1cm以下の大腸ポリープ摘除術は、抗血栓薬継続内服中でも実施しています。