氏名 | 役職 | 専門分野 | 専門資格/加入学会 |
城倉 雅次 | 整形外科診療部長 | 整形外科 | 専門資格 |
日本整形外科学会専門医 | |||
加入学会 | |||
日本整形外科学会 日本手外科学会 日本マイクロサージャリー学会 日本脊椎脊髄病学会 |
ごあいさつ
はじめまして。このたび昭和伊南総合病院整形外科の常勤医になりました城倉雅次(しろくらまさじ)と申します。
整形外科の疾患につき、保存的治療・手術的治療にかかわらず、幅広く治療をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
四肢外傷を専門としており、10年前より『国境なき医師団』と『ジャパンハート』の手術ミッションに参加し始め、海外(ナイジェリア、スリランカ、アフガニスタン、イエメン、パレスティナ、カンボジア)で10回以上にわたり、国内では見ることの無いような重度かつ複雑な四肢損傷の患者さんの治療を数多く行ってきました。海外で手術活動を行った期間は、合わせて1年を越えました。今後は当院で腰を落ち着け、今までの外傷治療経験を患者さまのために還元したいと考えています。
特に手と指の外傷(ケガ)が専門です。指を少し切っただけでも神経が切れて感覚が無くなったり、腱が切れて指が動かせなくなったりします。また突き指で指が伸びなくなることも多いかと思います。これらの手・指の外傷治療には、専門的な治療技術・手術が必要ですので、ぜひ最初から当院での加療をお勧めいたします。完全に指を切断してしまったような場合でも、すぐに対応すれば接着することは十分可能ですので、まずはご連絡ください。手・指のケガは、どんなものでも対応いたします。
その他、ほぼあらゆる四肢の骨折・脱臼などの外傷に、迅速に対応いたしますことはもちろん、まだ日本では数が少ない外傷再建整形外科医として、後遺障害を最小限にすることを目指した初期治療から、残存(後遺)障害に対する再建術に至るまで、専門的なリハビリも含め、患者さまの満足が得られるよう一貫とした治療を行います。
外傷後の残存(後遺)障害とは、外傷(骨折や開放創などのケガ)を負った後で、傷がケロイド化してひきつれ治らないなどといった皮膚の問題、手指や関節がうまく動かない、またはグラグラで不安定なまま、など骨・関節や筋・腱の問題、感覚の異常など抹消神経の問題、残ってしまった変形・醜状など外見の問題、特に指の欠損状態などを指します。こうした外見(整容)と機能(日常生活動作)の障害は、私の得意とする拡大鏡・顕微鏡を駆使して行う、自家組織移植術を併用することでかなりの部分が解決できます。
外傷後に、上記のような後遺障害を抱えてお悩みの方は、紹介状不要ですのでご相談ください。たとえ古いケガでも、あきらめる必要はありません。また、近くにそのような方がいらっしゃいましたら、当院をご紹介くださいますようお願いいたします。下記の病院専用の私宛のメールにてもご相談を賜ります。お返事に1週間ほど猶予をいただきます。
また、整形外科慢性疾患に対しても対応いたします。加齢に伴う、膝や股関節の痛み、腰痛、下肢のしびれ、脱力、歩行障害などでお悩みの方も、まずは電話でのご相談をお願いいたします。
整形外科とは直接関係はありませんが、組織移植に使う手術用顕微鏡を用いてリンパ管の手術を行うことも可能で、難治性リンパ浮腫の患者さんに対して症状改善の試みも行っています。また難治性褥瘡の治療も多く行っています。合わせてご相談を承ります。
それでは、今後ともよろしくお願いいたします。
問い合わせ用メールアドレス:seikeisoudan@sihp.jp